こんにちは。
最近はすっかり涼しくなりましたね。
秋は本当に気持ち良いので、仕事、勉強、読書、趣味、家族サービスなど積極的にやっていきたいと考えています。
さて、30代の会社員がお金の勉強も始めてしっかりと成長していこうと考えたのがこのブログの始まりですが、おかげさまで間も無く30記事に達しようとしています。
ブログ開始当初は勉強を開始したばかりの知識で、自身のNISA口座を開始しました。
あれから数ヶ月間、定期的な積立に加え、節約したお金を投資に回してきました。
そして、今後は自分の資産運用だけでなく子供達の資産も積立てていきたいと考え、ジュニアNISA口座を開設しました。
ご存知の方もいるかとは思いますが、実は2023年に廃止が決定したジュニアNISA。
子供が成人になる途中で払い出しする事が難しい制度で、口座利用者が伸びなかった事が廃止の原因の様です。
そしてこの廃止により、使い勝手がよくなった事が私がこの度口座を開設した理由です。。笑
子供の為に、ジュニアNISAを開設しようか迷っている方は是非参考にして下さい。
ジュニア NISAについて
ジュニアNISA口座の概要は以下です。
対象者:日本在住の0歳から19歳の未成年。
非課税対象枠:最大 400万円(最大80万/年 x 5年)
投資対期間:2016年〜2023年までの間。
2023年までとなるので、今年から毎年80万円を積み立てようとすると、最大で320万円の積立になるのが注意事項です。
不便だった 口座対象者の18歳までの払い出し制限
ジュニアNISAではこれが最も不便と考えられていました。
18歳になる前に解約して払い出ししようとすると、それまでに得た利益に課税され、残った分を受け取ることになります。
また、途中で市場が大暴落しても何も対策はできずただ見ているだけ。
18歳までに急に教育資金が必要となった時に払い出し制限のある非常に使い勝手の悪い制度でした。
廃止決定後のジュニアNISA
「18歳まで払い出し制限」が不便で利用者数が伸びなかったジュニアNISAですが、
2023年での廃止が決定したことによって。デメリットが解消されました。
2024年以降は、
ジュニアNISA口座に入っているお金のうち、
投資してから5年の非課税期間が終了したものから
「継続管理勘定」に移管される事になりました。
「継続管理勘定」とは
継続管理勘定等のイメージは、
子供が20歳(20歳になる前年の12月31日)になるまでの期間、資産を置いておく場所
特徴としては
・新規の買い付けはできない。
・商品の入れ替えはできない。
・引き出したい時は、利益確定分も非課税で引き出す事ができる。
・成人したら、通常のNISA口座に移管する事ができ、引き続き非課税運用ができる。
継続管理勘定を使用することによって、いざという時成人になる前に非課税で資金を引き出す事が可能となりました。
これからジュニアNISA口座を開設して出来ること
2020年9月の段階で、もし今からジュニアNISA口座を開設した場合のシミュレーションをしてみました。
ざっくりと計算しました事をご了承ください。
CASE ① 現在0歳で、年間80万円を投資する場合。
今年0歳で2023年まで年間80万円を積立する場合。
2023年(4年目):320万
2024年から4%の利益が毎年出た場合。で2040年の20歳になるまで、「継続管理勘定」で引き出さずに運用した場合。約600万円となる。
そこから、NISA口座に移管して、2044年まで運用したら約730万となる計算です。
CASE ② 我が家では、現在6歳児で年間24万を投資する場合。
我が家の6歳児でシミュレーションしたいと思います。
2020年が既に9月に差し掛かっているので今年は20万。
それ以降2023年までは毎年24万(毎月2万の計算)
2023年(4年目):92万
2023年(子供10歳)の時点で92万。そこから20歳(2033年)までの10年間利益が同じく4%出た場合、136万となる。
そこから、NISA口座に移管して、2038年まで運用して約166万となる計算です。
やはり、CASE①と比べると元金が少ない分、複利の効果が小さいですね。
なるべく節約して、CASE②よりも元金を大きくしようと思います。
運用した資金については、一度もお金を引き出す事なく子供に譲って、資産運用の大切さを教えてあげようと今は考えています。
現在未就学の子供がいる家庭は、ジュニアNISA検討する価値あり。
いかがでしたでしょうか。
今回開設したジュニアNISA口座。
2023年での廃止が決まり、2024年以降もし子供が成人する前にお金の引き出しが必要になっても、利益分を非課税で引き出せる様になり、逆に便利になったので、ジュニアNISAのデメリットはほぼなくなったのではないかと思います。
非課税制度と複利を十分に活用できますので、子供のいる家庭、特にまだ未就学児の家庭は是非ジュニアNISAを検討してみてはいかがでしょうか。
それでは良い1日をお過ごし下さい。
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