海外株式高配当ETF SPYDをコツコツ積立投資

お金の勉強

こんにちは。

経済的自由を達成するために。小額ながらも株式投資を始めました。

米国株のインデックス投資を定額で積み立てていくプランです。

  

今回は、インデックス投資と同時期に始めた、

米国高配当ETF SPYD についてお話しさせ頂きます。

ほぼ初心者ですが、
同じ様にこれからSPYDの購入を検討している方の参考になればと思います。

コチラもあわせてお読みください。

投資初心者がインデックス投資を始めました(楽天VT、楽天VTI)

現在の投資のルール

現在は以下のルールで株式投資をしています。

  • 愚直に積み立てる。
  • 絶対に感情を入れない事。定期的に定額を買い続ける。
  • 配当金を再投資。複利を生かすです。

このルールで、インデックス投資を始めました。

サラリーマンをしていますので、パソコン画面に張り付いてディトレードみたいな事はできません。

10年程前、社会人になりたての頃デイトレードまがいの事をしましたが、すぐに損が出て挫折しました。

高配当株投資に興味を持った理由

 

株式投資において、

投資先の企業の利益によっては「配当金」が出るという事は知ってましたが、

それほど意識はしてませんでした。

そんなある日、祖母が

「死んだおじいちゃんが、コツコツ買っていた株式から毎年数十万の配当金が出るのが今の楽しみだわー。」

と言っていたのが耳に止まりました。

 

祖父が生前積み立てていたその株は、日本の有名企業の株1種類のみでした。

今で言う、分散投資など全く気にせず、

ひたすらお気に入りの1名柄を買い続けた じいちゃん。ちょっとカッコよく感じました。

おそらく、「株の値動きで儲けよう。」

などとも考えず、ずっと持ち続けて

「配当金が老後の足しになれば良いなー」くらいに考えていたのでしょうか。

いずれにしても、その配当金は祖母が楽しみに受け取っています。

 

この話を聞いてから、

「配当金目的とした株式投資の方が自分には合っているかも。」

と意識するようになりました。

ポイント:
株式投資では、株主は配当金をもらう事ができる。
祖母は、毎年数十万円の配当金を受け取っている。
配当金目的の投資スタイルが自分には合っているかもと感じる。

高配当株が自分に合っていると考えた理由

僕的に配当金目的の株式投資が理想と考えた理由は以下2つです。

性格的なものの比重が大きいです。

なるべく株価の上昇下落に一喜一憂したくない

  

若い時にかじった株式投資では株価の事が気になって、

日中の仕事にも集中できない時がありました。

若気の至りだったと思いますが、

どしっと構えて将来定期的に配当金が入ってくるのが理想的だと考えています。

 

引退後に、少しずつ資産をきり崩していくのはちょっと心配

 

これは僕の性格的な部分が影響しているとは思います。

長期的に積立投資をして、加えて株価も上昇してトータルとして利益を得たとします。

そうすると老後に必要であればどこかでこのお金を切り崩しながら生活することになります。

どれだけ、資産を築くけたとしても、

将来、それが減っていくのを見ているだけ。

と言うのはちょっと心配です。

これは性格的なものも大いに関係していると思いますが。。。

 

我々夫婦が歳を取った頃には、平均寿命がかなり高くなっている可能性もあります。

二人で健康で長生きしたいですし、ある程度余裕のある生活に加えて、

余ったお金で旅行などもしたいなと考えています。

ポイント:
高配当株が自分に合っていると思う理由。
  ◉株価の上下で一喜一憂したくない。
  ◉老後に資産を切り崩していくだけではちょっと心配。

日産株を買って、株価下落。そこから得た教訓。

 

「自分には高配当株目当ての投資の方が合っている。」
「早速、投資してみよう。」

と思い立って、動き出したのが2018年の夏頃でした。

選んだ銘柄は ”日産” です。

当時、会長のゴーンさんの、「株主重視のスタイル」から、

高配当で有名な銘柄でした。

おそらく、当時の配当利回りは5%近かったと思います。

100株購入して、最初の配当金は 4千円ちょっとだったと思います。

この時は、

「このまま、少しづつ増やして行けば、1000万で配当金約50万かー。」

と甘い考えでいましたが、

 

その後は、皆さんもご存知の通り、

ゴーンさんの逮捕。
経営統合の難航。
日産の経営悪化。

で、株価は急落。それでも最初は

「配当金目当だから、株価に一喜一憂するな。」と言い聞かせてましたが、

株主重視のゴーンさんが、既にいない状況では、

配当金が下がるのは当然でした。

 

こうなると、もはや”日産”を持っている理由はありませんので、

手放しました。

ここから学んだ事は

 

個別株は、景気以外にも企業独自のリスクがある。

やはり分散する事は大事。です。

じいちゃんのようにはいきませんでした。。

ポイント

高配当を目的に日産株を買ったが、ゴーンさんの逮捕を気に株価下落。
加えて、配当金も大幅に下がる。
個別株は景気の影響に加えて、企業毎のもある。

米国高配当株ETF SPYDの存在を知る

 

日産の株で、苦い経験をしました。

 

でも、やはり高配当株にコツコツ投資したいと考えは強くありました。

そんな時に、米国株ETF SPYDを知りました。

 

きっかけは、Youtubeのリベラルアーツ大学 両学長の動画です。
第66回【高配当ETF】高配当株マニアがSPYDに投資している7つの理由【株式投資編】

初心者にも分かりやすい内容でした。

SPYDについて

SPYDとは、

SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF ”

という名称です。楽天証券でSPYDを検索できますが、慣れるまでは見つけにくいです。

SPYD概要

 

米国の超有料企業500社を集めた株価指数 S&P500 のうち

配当利回りの高い上位80銘柄で構成。
2020/06/18現在では、コロナの影響で64銘柄に絞られています。
SPYDの魅力である、高配当を維持する目的と考えられます。

その銘柄に均等割合の約1.5〜1.6%で投資している。

2020/06/18時点での配当利回りは、約6.15%(予想)です。
(コロナの影響で、各社業績が悪化しているので下がる可能性は高い。)

詳細はHPで閲覧可能です。
STATE STREET GLOBAL ADVISORS

SPYD上位組入れ銘柄

SPYDの特徴は各銘柄均等割合でしたが、それでも時価総額によって上記の様に比率が変わるみたいです。

それでも、加重平均型のファンドと比較すると均等になっているという事の様です

SPYDの業種別構成比率

上位5業種
1位:不動産 17.85%
2位:金融 15.55%
3位:公共事業 11.22%
4位:生活必需品 11.04%
5位:ヘルスケア 8.17%

高配当が目的となるので、業種に偏りは出てしまいますね。

SPYDの魅力

1.分散が効いている

既に、80銘柄(現在は64銘柄に絞られている)に均等に投資しているので、日産の時のような失敗はありません。

加えて、年2回銘柄の組み替えを運用会社が実施してくれます。
日産の様な会社があった場合は運用会社が外してくれると思います。

これは大きなメリットですよね。

 

2 . 少額から投資可能

現在は、30ドルから購入可能です。

日産は、当時9万円からしか購入できませんでした。

ここは私に取ってSPYDを選択する大きな理由になってます。


2. S&P500の値動きに近い

500銘柄のうちの、64銘柄ですのでS&P500そのままとはいきませんし、厳密にはインデックス投資でもありませんが、

SP500にある程度連動し、加えて配当金も得られると言ったのも魅力です。

 

3. 手数料が安い

年間資産の0.07%。ほぼ無いに等しいですね。

4 . ステートトリート社が運用

世界でも3本の指に入る投資運用会社、ステートストリート社が運用している商品です。

という事でそう簡単にSPYDが運用中止になる可能性は低いと考えられます。

SPYDの懸念点

1. コロナの影響で、S&P500と比較すると価格の下落率が大きく、加えて戻りが悪い。

これは64銘柄が高配当の業種偏っている為に起こってしまう事が原因だとは思います。

2 . 配当金が下がる可能性がある。

 

こう言ったところが短期的には発生してしまうとは思いますが、長期的に積み立ていく方針は変わっていません。

SPYD株価の推移

過去3ヶ月のSPYDチャートです。

比較対象として、SPYDと同じく高配当ETF の VYM と HDV のチャートを載せます。

急に、VYMとHDVが出てきてしまい申し訳ありませんが、2つとも

別の運用会社が扱っている高配当ETFです。

それぞれ特徴がありますので、また別で書きたいと思います。

現在は、VYM、HDV共にSPYDと同じ様に積み立てています。

比較したポイント

3つともコロナショックでは大幅に下落しています。
その中でも、SPYDの下落率が47%と最も大きかった。
下落後の最安値から現在までの上昇率はSPYDが35%最も大きい。

という事で、コロナショック前から現在までの価格の下落率はSPYDが最も大きいという結果でした。

今後の方針

コロナショックからの下落率からみても、現在のSPYDの状態は決して良いものではありません。

しかし、長期投資をしていく過程で今回の様な不況は必ず通る道だと思います。

将来の経済的自由の為にたてた、株式投資のルール

  • 愚直に積み立てる。
  • 絶対に感情を入れない事。定期的に定額を買い続ける。
  • 配当金を再投資。複利を生かすです。

を実行してくのみだと思っています。

「初心忘れるべからず」です!!

6月は配当金が支払れます。3月からは確実に増えているので楽しみです。

それでは良い一日をお過ごし下さい。

コチラもあわせてお読みください。

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